禁煙外来とは
喫煙習慣は、心筋梗塞、脳梗塞、肺がん、肺気腫などの病気に繋がります。
当クリニックでは、大きな疾患に至る可能性がある喫煙のリスクを遠ざけるための卒煙治療に力を入れております。
禁煙外来には保険適用されるため、医療機関で行う場合も治療負担が軽くなりました。
患者様の日頃の生活をお聞きしたうえで、ライフスタイルに合わせた治療を共に考え治療を進めてまいります。

一人で禁煙することは難しくても、専門の医師の指導のもと一緒に取り組むことで、克服できる可能性が高まります。
禁煙がスムーズに進みむように、またストレスがたまらないように、イライラした時の対処法なども含め、アドバイス・サポートをいたします。
喫煙年数が長い方、持病をお持ちの方、今までご自分で頑張ったけれどやめられなかった方も、保険治療で投薬を行い卒煙成功に導きます。
費用
禁煙外来は保険診療が適応されます
1日1箱喫煙する場合の3ヶ月間のたばこ代と比べてみると、保険診療を用いた卒煙治療の自己負担額の方が安くなります。
また、市販のニコチンパッチを使用するよりも保険治療の方が効果的であり、薬剤に関して自己負担額は少なくなります。
【3割自己負担の患者様で、3ヶ月分の合計金額の例】
ニコチンパッチ (商品名ニコチネルTTS)処方の場合 | 約13,000円 |
---|
※保険の適用には該当する要件がございますため、お電話でご相談ください
禁煙外来の流れ
ニコチン依存症のチェック
呼気中の一酸化炭素濃度を測定し、吐く息の汚れを検査します。
ニコチンの依存度合いに合わせて、治療に必要な禁煙補助薬の処方をします。
カウンセリング
禁煙をスタートする不安を少しでも軽くするため患者様としっかりとお話をし、禁煙に対するアドバイスをいたします。
禁煙開始日を決め、禁煙誓約書へのサインを行います。
問診
喫煙状況をお聞きします。
一酸化炭素濃度の測定を行い、数値の確認後、追加で禁煙補助薬を処方いたします。禁煙が辛い方に対して楽にするためのコツをお伝えしながらカウンセリングを行います。不安なことがあれば我慢しないでお話いただくことが大切になります。
12週目の再診が最終回、治療終了です。
禁煙に成功していれば、そのまま禁煙を継続するためのコツをお伝えします。
※保険で認められている通院回数は、初診を含めて計5回、期間は約3ヶ月です。